営業時間:11〜17時
休廊日:月火水曜日
ごあいさつ
毎年1月にartseaさんで私の展覧会を開催頂いていまして、その際に茅ヶ崎の
浜辺で太平洋と富士山を望むのを楽しみにしてきました。
新春の清々しい海風を浴びながら、煌めく波の動きを観察しているうちに
「この綺麗な波を陶芸や絵画に表現してみよう。」との思いに至り、
同テーマの2回目となる今展でも、波を題材とした作品を多数出品することになりました。
濱田窯の特有の塩釉の深い青の発色の器も、茅ヶ崎の海やそこから見える
富士山の深い青と好相性です。
ぜひご覧になってください。 濱田友緒
略歴
1967年、濱田晋作の子、濱田庄司の孫として益子町に生まれる。多摩美術大学と同大学院で彫刻を学びながら濱田窯にて普作の下で陶芸の修行を積む。
1995年、初個展開催。以降、日本各地、世界各国の美術館、大学、陶芸施設、ギャラリー、百貨店などで展覧会、講演会、陶芸ワークショップなどを行う。
2017年より毎年 artseaにて展覧会を開催。濱田窯代表。濱田庄司記念益子参考館館長。
🟠初日 17日(金)と18日(土)に作品をご購入の方には『益子ぱぁすちー』引換券をartsea 会計時に差し上げます。
『益子ぱぁすちー』は鉄砲通りのozu cafeでお渡しいたします。(数に限りがありますのでなくなり次第終了となります。)
▶︎ぱぁすちーとは、イギリス南西部コーンウォール州の名物家庭料理「コーニッシュ・パスティー」の事です。
約90年前に故濱田庄司さんがイギリスで食し、その味を気に入り、益子に持ち帰って来ました。
そのパスティーがいつの間にか、益子なまりの「ぱぁすちー」になりました。
作家在廊日:1月17、18、19日 2月1日午後、2日
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【濱田友緒展 コラボ企画】
《陽瑚 ボサノヴァライブ》
2月1日(土)•2日(日)14時〜 アートシー1階にて。無料です。
<演奏者プロフィール>
陽瑚(ようこ)
ボーカリスト、ギタリスト、ピアニスト。
昭和音楽短期大学でピアノを専攻。
卒業後ピアノ教師をしながら、独特のグルーヴ(揺らぎ)があるブラジル音楽に惹かれ、ブラジル音楽の魅力を深く追求。現在は神奈川や、東京を中心にライブを開催。
日本におけるブラジル音楽界の第一人者である加々美淳氏や、その影響を受けた外園健彦氏に師事。
今回の演奏に向けて〜「伝統継承と独創性」
ここ茅ヶ崎とブラジルのリオは地球の裏側同士なのですが、海岸線はどこかよく似ていると思うのです、と語り始めた陽瑚さん。陶芸にも特別な思い入れがあり、過去にはご自身で轆轤を購入し、作陶に没頭された時期もあったそうです。
前回の「Deep Blue Wave展」にも足を運ばれ、土の温かみを感じながらも現代の生活にマッチする深青色のカップや小皿などの作品に触れられました。
今回、展示会場でのボサノヴァ演奏というご縁をいただき、作陶経験を懐かしく振り返りつつ、陶芸とブラジル音楽への想いを繋げていけたら。
「伝統継承と独創性」がテーマになりましょうか、と穏やかに微笑まれました。
(聞き手:綾部敦彦)